前田くにひろへのご質問

Q.1 議員になろうと思ったきっかけは?

A.
母に介護が必要になってはじめて、介護をめぐるさまざまな現実に直面し、本人や家族を支える社会的な支援はまだまだ十分でないことに気づかされました。
そこで、実際に体験したものでなければ分からない当事者の状況や気持ちを、制度を決める場に直接伝えたい、と思ったからです。

 

Q.2 区長と議員の役割は?

A.
地方自治体は首長と議会、つまり文京区なら区長と区議会が両輪となって運営されています。
区長は「予算案(税金の使い方)」を編成するなど、区政の全権を握っています。そして区役所の職員は、区長が政策を実行するための実務を行います。
それに対して区議会は、区長による区政の実施を区民の立場からチェックします。行政を動かすための「条例(区の法律)」や「予算案」を審議して、認めるか(可決)、認めないか(否決)を決めます。可決しなければ、区長はそれに基づく行政を動かすことができません。

Q.3 議員の仕事って何ですか?

A.
区議会を構成する区民の代表者が区議会議員です。現在文京区には33人(定員は34人、1名欠員)の議員がいて、任期は4年です。区内に引き続き3カ月以上住民登録している満25歳以上の被選挙権を有する人なら誰でも立候補できます。
議員は区民の要望を区政に反映させる役割を担っています。とは言っても、直接全区民から意見を聞いて、すべての要望を叶えるのはとても無理です。そこで議 員は要望の中から区全体にとって何を優先すべきかを考え、それを区民の意見として区長に伝えるのです。これは議会において「区民からこんな要望がありま す。このような方法でそれを実現すべきです」というふうに提案されます。
議員の仕事を簡単にまとめると、以下のようになります。
・区民の要望や区全体のニーズをつかむ。
・集まった要望の中で、区長に提案する優先順位を決める。
・要望を実現するための政策を考え、区長に提案する。
・区長の決定や行政の動かし方をチェックする。

Q.4 議会ってなにするの?

A.
議会は、年に4回(3月、6月、9月、12月)約2週間~1ヶ月程度の期間で開かれます。
議会で行われていることは、おおまかに言って、
(1) 議員の一般質問と、
(2) 区長や役所の提案(議案)について、話し合って(審議)、決定すること(決議)、
です。

Q.5 議員の一般質問ってなんですか?

A.
文京区では、会派ごとに、ひとりの議員が1時間程度、区長に質問します。これが、議員一人一人が自由に発言できる機会になっています。私の場合は、年に2回6月と12月に一般質問の機会があります。

Q.6 どのように議案について話し合い、決定するの?

A.
本会議で33人全員で議論(審議)するのは時間がかかる上に、深い議論がしにくいために、8~9人程度のグループ(委員会)に分かれて議論(審議)して決定をします。
委員会には、常任委員会と特別委員会があります。区のすべての仕事は4つの常任委員会に振り分けられます。特別委員会は、特定の課題について調査し、
審査するところです。
私は、常任委員会としては厚生委員会に、特別委員会としては少子化・青少年対策調査研究特別委員会に属しています。
なお、議会の流れは次のようになっています。
<議会の流れ>
(1)本会議 → (2)委員会 → (3)本会議
(1)本会議
・議案の説明
・委員会へ割り振る
(2)委員会
・役所側が説明する
・議論してから決定する
(3)本会議
・委員会での議論の報告を行う
・最終的に決定する