平成22年第2回定例会一般質問要

平成22年第2回定例会一般質問要旨(新風会 前田くにひろ)
平成22年第2回定例会にあたり、わたくし、新風会の前田くにひろは、基本構想と健康施策について、区長に対して質問をいたします。

質問は、
1.基本構想について
  1-1基本構想に対する評価について
1-2セクシャルマイノリティへの対応について
1-3基本構想の実現度を評価する方法について
1-4区民参画推進について
1-5子育て教育について
1-6福祉について
1-7まちづくりについて

2.健康施策について
  2-1新型インフルエンザ対策の評価について
2-2ワクチン接種について
2-3今後の感染症対策について
2-4不妊治療について


1.基本構想について
まず、基本構想についてお伺いします。

■1-1手法に関する評価について
【前田】
今定例会に、議案として提出された「文京区基本構想」は、1年半近くにわたり、無作為抽出で選ばれた委員を含むメンバーで構成された協議会やテーマ別・地 域ごとで開催されたワークショップ、シンポジュウムや説明会の開催、パブリックコメントの実施など、様々な手法を用いて、最大限にわたって、区民の意見を 反映させようと取り組まれたことに敬意を表します。
「手法にこだわる」という成澤区長のこだわりが発揮されたのではないでしょうか。
今回の基本構想改定の進め方を振り返ってみて、どのように評価するのでしょうか

【区長】
前田議員のご質問にお答えいたします。

最初に、基本構想に関するご質問にお答えします。

まず、今回の基本構想策定における手法や内容の評価についてのお尋ねですが、無作為抽出委員の参画が得られたことから、区政への素朴な疑問や生活実感を 伴った意見など、今まで区政への参加機会がなく「声なき声」となっていた多くの意見を吸い上げることができ、団体推薦等の委員とともに多面的な議論が行わ れ、まさに「区民と共に創り上げ、分かち合える計画」となったものと考えております。

■1-2形式及び内容についての評価について
【前田】
基本構想は、区民生活に大きな影響を与えますので、策定過程も重要ですが、内容が重要です。

手法の先進性はありましたが、形式や内容の先進性については、どのように評価しているのでしょうか。お伺いします。

以前質問させていただきましたが、新宿区では、都市マスタープランとの統合を行いまちづくりとの関連が明確になり、従来の基本構想のあり方を進化させた形式となっています。
また、荒川区では、「幸福実感都市」という新しい思想に導かれて作られており、さらに、区民の幸福感を評価する仕組みを追求しています。めざす方向性が明確になっています。

【区長】
また、内容については、区の強み・弱みの洗い出しから始め、10年後の本区のあるべき姿と取り組むべき目標を明確にして、区と区民等が互いに責任と役割を果たしながら力を合わせ、進むべき方向性を示したものとなっております。

そのため、基本構想でありながらも、基本的取組として具体的方策を盛り込んだ、基本計画の性格をも持ち合わせたものとなっております。

■1-3セクシャルマイノリティについて
【前田】
基本構想の理念においては、「だれもがいきいきと暮らせるまち」とありますが、
区民意見等でも寄せられているように「だれも」の中にセクシャルマイノリティの方も含まれていることを確認させていただきます。

また、国において改訂中の男女共同参画基本計画第3次計画においても、セクシャルマイノリティへの対応について言及されるようになっており、文京区男女平等参画推進計画の改定にあたっては、盛り込む内容だと考えますが、区長の認識をお伺いします。

【区長】
次に、基本構想の理念についてのお尋ねですが、
理念の一つである「だれもがいきいきと暮らせるまち」については、セクシュアルマイノリティの方も含め、あらゆる人権の尊重を第一に謳っております。
個別計画においても、人権問題は全庁的に対応すべき事項であることから、重要な観点の一つであると認識しております。

■1-4基本構想の実現度を評価する方法について
1-4-1現状把握について
【前田】
基本構想に描かれた目標を到達するためには、現在自分がどこにいるのか、自分が今いる地点を把握している必要があります。現状や改善すべき点を明確にすべきではないかと考えます。

当初なされた区の強み弱みの洗い出しを明確するため、資料編等で議論の経過を記載されてはいかがでしょうか。

【区長】
次に、現状認識についてのお尋ねですが、
先ほども申し上げましたが、今回の基本構想では区の強み・弱みの洗い出しから始めたものであり、現状の把握や改善の必要性を踏まえたうえで分野別の将来像や基本的取組の検討をまとめております。

なお、その議論の過程については貴重なものであり、資料編に盛り込むことを考えております。

1-4-2実現度の検証について
【前田】
現基本構想では、「実現度の検証が可能なもの、個別行政計画の制御」といった位置づけがなされていますが、新しい基本構想では、実施計画の実現を検証することになっており、基本構想自体の実現の検証は行われないこととなっています。

荒川区の基本構想では、幸福実感都市を目指すとして「荒川区民総幸福度」という指標を使い、成果を図ろうと目指しています。

文京区においても、成果を図る指標に関する研究を進めるべきであると考えますが、区長のお考えをお聞かせ下さい。

【区長】
次に、成果を図る指標についてのお尋ねですが、

基本構想の実現度については、基本構想のもとに策定する基本構想実施計画の進行管理を行うことにより、検証ができるものと考えておりますが、今後、政策・施策評価の実施方法を検討していく中で、成果を図る指標についても考えてまいります。

■1-5区民参画推進について
【前田】
今後この基本構想にもとづき「実施計画」が策定されていきますが、実施計画の策定にあたり、次に述べる点を求めます。

まず、今回の基本構想の特徴は、「共に創り上げ」かつ「共に分かち合える」計画であり、基本的取組には、「地域で」「区民・事業者等が連携して」などと区民や事業者、地域活動団体などの主体の関わりが随所に記載されています。

計画実現に向けて、区の役割は重要ですが、各主体の行動を促すことができるかどうかが鍵になってくると考えます。

そのため、実施計画の中に、各主体が、それぞれの項目において、何をするのかが明確になっている必要があります。

各主体の役割が明示され、各主体への支援育成を盛り込んだ区民参画推進計画を策定していく必要があるのではないでしょうか。

【区長】
次に、各主体の役割や支援についてのお尋ねですが、

基本構想の実現に向けた基本的取組を着実に実行していくためには、地域活動団体や事業者などの各主体の役割は大変重要であると認識しております。その役割は、施策により様々であり、個々の事業の企画・実施などの多様な場面において参画いただけるものと考えております。
また、各主体への支援や育成については、今後積極的に推進し、協力・協働体制の強化に努めてまいりますので、区民参画推進計画の策定は考えておりません。

■1-6優先順位付けや方向性について
【前田】
また、今後の区政の方向性ですが、成長拡大型をめざすのか。安定縮小型なのか?、環境を守るのか。開発を推進するのか?、区民の行政への依存度を高めるのか。それとも、区民の地域への貢献度を高めるのか?

総花的になっており、どちらの方向をめざすのか方向性が見えづらくなっています。

また、各取り組みの重み付けや優先順位付けがなされていないので、実施計画策定段階では、その点を議論していく必要があるのではないでしょうか。

【区長】
次に、実施計画の策定段階における、施策の方向性についてのお尋ねですが、
基本構想に掲げる区の将来像と基本的取組は、基本構想策定協議会委員をはじめ、多くの区民の皆さんのご意見をいただくことにより創り上げたものであり、区政運営の基本的な指針や政策を示すものとして、いずれも重要であります。
実施計画の策定にあたっては、この基本構想の実現に向けて、基本的取組の各項目全てに計画事業を対応させるとともに、新規事業、レベルアップ事業、継続事業の中で必要性が高い事業を対象として、具体的な検討を進めてまいります。

■1-7施策の骨格について
【前田】
また、今回の基本構想の骨格は、
担当課ごとに縦割りで分類されており、ユニバーサルデザインに関するものなど、課をまたがる課題、つまり、横軸となる課題について体系的な整理がなされる必要がありますし、基本的取組の相互の関係がどのようになっているのかが分かりづらくなっています。

また、網羅性がないので、もれがないのか区民の方からは見えづらいといえます。

例えば、自殺予防や遺族支援などの自殺対策や犯罪被害者への支援などが抜け落ちていますので、対応が必要であると考えます。

【区長】
次に、基本構想の構成についてのお尋ねですが、
新たな基本構想の骨格ですが、まず冒頭で、基本構想を貫く理念において、全ての施策に貫かれる基本的考え方をお示しし、議員ご指摘の横軸と言える共通する課題についても、大きく4つの分野別にお示しする中で貫かれているという構成になっております。
したがって、ユニバーサルデザインなど共通する課題が整理されおり、担当課ごとの縦割の分類ということもございません。
また、体系の全体が見えにくいとのご指摘については、今後策定する基本構想実施計画において、計画事業を組み入れる過程で有機的な関連性が明らかになるものと考えております。

■1-8各論について
1-8-1子育て教育について
【前田】
分野別将来像についてですが、

子育て支援に関して、子育て支援の主役は、子どもであるので、こども第一主義がまず掲げられたことを評価します。
しかし、「仕事と生活の調和も踏まえた上で、子育て支援メニューの整備」とありますが、「仕事と生活の調和を図ること」と「子育て支援メニューの整備」は分けて考えるべきです。

仕事と生活の調和は、多様なライフスタイルの選択肢の一つであって、そのあり方も同じではないし、仕事と生活の調和を「全ての区民」に推奨するべきであるとは考えていません。

専業主婦などで外では働いていない人や仕事人間であることが幸せな人もいるなど様々なニーズがある、との認識で、今後の実施計画策定に望んでいただきたいと考えています。
また、種類だけではなく、量的な整備についても取り組まれることを確認いたします。

【区長】
次に、基本構想における子育て支援についてのお尋ねですが、

仕事と生活の調和が実現した社会とは、一人ひとりが、人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会であり、一つのライフスタイルを、全ての区民に推奨するものではありません。
一方、そういうワーク・ライフ・バランスを踏まえた上で、保護者が一定期間子育てに関わり、親子で過ごす時間を持つことができる環境づくりが求められていると考えております。
なお、具体的な子育て支援策につきましては、このたび改定いたしました「子育て支援計画」に掲げた目標事業量を、計画期間内に達成するよう取り組んでまいります。

1-8-2福祉について
【前田】
福祉分野に関してですが、閉じこもりや一人ぐらしの方への対応は、相談体制や実態把握が必要だと考えます。

【区長】
次に、基本構想における福祉に関するご質問にお答えします。
まず、閉じこもりや一人暮らしの方への対応についてのお尋ねですが、高齢者一人ひとりが住み慣れた地域で安心して暮らしていくためには、地域での見守りと支え合いが不可欠であると考えております。
このため、地域包括支援センターでは、町会、民生委員・児童委員、高齢者クラブ等と連携しながら、一人暮らし高齢者等への実態把握と、必要に応じて個別訪問による相談・支援を行っております。
今後とも、関係機関の連携による相談体制の充実に努め、自助・互助・共助・公助の組み合わせによって、地域全体で高齢者を支え、安心して暮らせるまちを目指してまいります。

【前田】
また、高齢者への虐待防止に関しては、一時避難場所の確保など具体的な対応策が必要です。

【区長】
次に、高齢者への虐待防止についてのお尋ねですが、
一時的に避難の必要な方には特別養護老人ホームでの緊急ショートステイの利用や、区外民間施設における緊急一時保護を実施しております。
また、長期的な避難が必要な場合には、個別の状況に応じて、養護老人ホームへの措置や特別養護老人ホーム等介護保険施設への入所を図っております。
今後も、民生委員・児童委員をはじめ関係機関との連携により、虐待の未然防止、早期発見と迅速な対応に努めてまいります。

【前田】
そして、老人保健施設や長期療養病床群が足りないなど区内の医療体制に不備があることへの対応策も必要です。

【区長】
次に、区内の医療系介護施設についてのお尋ねですが、
介護老人保健施設等については、今後も医療と介護が必要な高齢者の増加が予想されるため、基盤整備等を含め、検討が必要であると考えております。

【前田】
さらに、障害者の就労の場づくりや雇用者への働きかけも必要だと考えます。

【区長】
次に、障害者の雇用の場づくりや雇用者への働きかけについてのお尋ねですが、
現在、障害者会館や福祉の店のほか、福祉センターの清掃業務等を通じて、障害者の就労の場を提供しております。また、福祉センターの建て替えにおいて、喫茶コーナーを設けるなど、就労の場の拡大に取り組んでまいります。
また、雇用者に対しては、ハローワーク飯田橋と共催で「雇用促進セミナー」を開催し、広報活動に努めております。さらに本年度からは地域開拓促進コーディネート事業として、区内の雇用者等への働きかけを行ってまいります。

【前田】
また、合理的配慮の普及のためにも、差別があった場合の対応策やオンブズマン制度などを盛り込んだ差別禁止条例の制定の検討も実施計画の中に盛り込むべきです。

【区長】
次に、差別禁止条例の制定の検討を実施計画に盛り込むべき、とのお尋ねですが、
現在、国において、「障がい者制度改革推進本部」が設置され、「障害者の権利に関する条約」の締結に必要な国内法の整備等に向けた検討が進められているところでありますので、今後も国の動向を注視してまいります。

1-8-3まちづくりについて
【前田】
まちづくりについては、基本的な取組に明示はありませんでしたが、「定住やコミュニティ形成を志向する住宅建設等の誘導」、「敷地の細分化や小規模な密集宅地開発などの住環境の悪化防止」「耐震改修促進助成などの施策の推進」についても、取り組まれることを確認します。

【区長】
次に、基本構想におけるまちづくりについてのお尋ねですが、
基本構想に基づく、具体的なまちづくりにつきましては、「都市マスタープラン」、「住宅マスタープラン」、「耐震改修促進計画」などにより、進めてまいります。

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2.健康施策について
次に健康施策についてお伺いします。

■2-1新型インフルエンザ対策について
【前田】
まず、新型インフルエンザ対策についてお伺いします。
現在国では、新型インフルエンザ対策総括会議を立ち上げて、昨年来の新型インフルエンザ対策について総括を行っています。

2-1-1国の対策について基礎自治体としての評価について
【前田】
国からの指示に追従するのみではなく、自らの責任で複雑で高度な政策決定をしていく分権化の時代なってきていると考えますが、区長のお考えをお聞かせ下さい。

感染症対策は、感情論で考えたり、政治的な側面を追って現場を疲弊させてしまったり、区民生活にダメージを与えないように考えるべきです。

効果や必要性がないことを、限られた人員や予算を増やさずに行うことは、本来やらなければならない業務へしわ寄せが生じざるをえないことを意味します。

政府の方針が不適切であったとしても、それに従わなかった場合、なにかことが起こったときに批判されることを避けるために、不適切な方針でも従うべきだとの意識がなかったのか、

私自身も含め、自問自答しなければならないと思います。

不必要に不安を煽るのではなく、冷静かつ科学的な目で有効性や副作用を検証し、移動の制限、集会の自由など基本的人権への配慮や子どもたちの学ぶ権利を保障することも配慮に入れ、行政は、考え、行動していく必要があるのではないかでしょうか。

国から指示され文京区で行われた対応については、どのように評価しているのでしょうか。

今後の教訓として、区長の認識をお聞かせ下さい。

【区長】
次に、健康施策に関するご質問にお答えします。
まず、インフルエンザ対策に関する区の対応と評価についてのお尋ねですが、
昨年度から続く区の新型インフルエンザ対策については、国からの指示を単に追従したのではなく、区の責任と判断により独自に政策決定したものであります。
昨年4月28日に新型インフルエンザが海外で発生したことを受け、「文京区新型インフルエンザ対策本部」を設置し、基本方針、国内感染に伴う対応、夜間連絡体制、事業継続計画、区民への感染予防対策の周知徹底など、様々な対策を決定し、全庁をあげて対応いたしました。
その結果、感染拡大の防止に効果があったものと考えております。
今後も、国や都と密接に連携しながら、感染防止対策の徹底を図ってまいります。

2-1-2感染予防措置について
【前田】
感染拡大は完全には阻止できないことが前提であり、
感染を防ぐために行われたとされる学校行事や催し物の開催の中止要請などの措置は、どのようになされたのでしょうか。

そして、それらの感染を防ぐ有効性や区民生活への影響についてどのように評価されているのでしょうか。

【区長】
次に、感染拡大の防止とその有効性の評価に関するお尋ねですが、
新型インフルエンザ対策本部では、区が行う事業について中止・休止の判断基準を明示し、子どもや障害者等リスクの高い方への自粛要請など、感染拡大の防止に努めました。
また、有効性についてですが、患者定点報告数において、都の最高値28.03人に比べて、本区の最高値は23.8人と低く抑えることができ、一定の成果があったものと考えております。

2-1-3ワクチン接種について
【前田】
また、ワクチン接種の執行状況は、想定の24%程度となっていますが、想定と違う理由はどこにあるのでしょうか。

【区長】
次に、ワクチン接種の執行状況についてのお尋ねですが、
新型インフルエンザのワクチン接種は、都の示したスケジュールに基づき、昨年10月より、優先接種対象者から順次、接種を実施いたしました。接種率は「1 歳から小学校6年生」が57.1%、「基礎疾患を有する者」が38.3%、「65歳以上の者」が5.9%であり、3月末までの全体の接種率は24.4%で ありました。
このような接種率となった理由としましては、流行期ごとで区民の関心が異なったことや任意接種であったことのほか、副反応への不安や既感染者の一部が接種を控えたことなどが考えられます。

2-1-4今後の感染症対策について
【前田】
今後様々な感染症が発生することが予想されますが、一番肝要なのは、病気に対する抵抗力、免疫力をつけることにあると、素人ながら考えざるを得ません。

自分の健康は自分で守れるような区民への健康情報提供やそうした情報を適切に利用できる区民の養成が求められていると思います。

また、感染症など公衆衛生に関して、文京区の現状に即し的確に判断し、対策を立案出来る専門性を養成する必要があると考えますが、区としてはどのように取り組むのでしょうか。

【区長】
次に、今後の感染症対策についてのお尋ねですが、
新型インフルエンザに限らず、今後も様々な感染症が発生することが考えられますので、健康危機管理マニュアルの改訂を適宜行うなど体制整備を図っているところです。
今後も保健所の専門性をさらに高めながら、国や都と連携を密にして、広域的な感染防止対策を着実に実施してまいります。

■2-2不妊治療について
【前田】
最後に不妊治療についてお伺いします。

今年度から文京区においては「特定不妊治療費融資あっせん」が行われることとなりました。不妊治療への支援が充実され、不妊に悩む方からは期待が寄せられています。

しかし、そもそも不妊が悩みとなる一つの要因は、「女性の幸せは子供をうむことである」とか「子どもがいないと幸せではない」との風潮にあるのではないでしょうか。

そうした風潮を変えていくことも必要ではないでしょうか。

また、不妊治療が母体に与える影響、特に苦痛や副作用が一定あることも聞いています。

その一方で里親や養親が必要な子どもたちは、少なくない数で存在しています。

そうした子どもたちへの支援についても是非ご検討いただければと考えています。区長のご認識をお聞かせ下さい。

以上で私の質問を終ります。ご清聴ありがとうございます。

【区長】
最後に、不妊治療に関するご質問にお答えします。

まず、女性の幸せは子どもを生むことにあるという風潮についてのお尋ねですが、
幸せの捉え方は、人それぞれ異なるものであり、特定の考え方を一方的に強要すべきではないと考えております。

次に、里親や養親が必要な子どもたちへの支援についてのお尋ねですが、
親と一緒に暮らすことができない子どもたちを、家庭的な環境で育てる「養育家庭」の普及のため、毎年、都と共催で「養育家庭体験発表会」を実施するなど啓発に努めております。

【前田】
区長、丁寧な答弁ありがとうございます。
今年度の実施計画策定にあたって、基本構想での区民のみなさんの議論が活きるようなものになるように期待をしています。
新型インフルエンザ対策については、成果があったかどうか、冷静かつ科学的な視点で、対策の振り返りを行い区民の方々をミスリードしないよう切にお願いいたします。

以上で私の質問を終ります。