平成27年度予算審査調査特別委員会

3月4日、5日、6日、9日、10日、11日の6日間で文京区の平成27年度予算案について
審議を行いました。審議の中で、私が要望や質問した事項をご紹介します。

歳入

地方消費税交付金

消費税増税の影響等についてどのように表示されるのか。

公営住宅使用料

同性パートナーの公営住宅への入居が可能となるような仕組みを検討すること。

補助金

スクールソーシャルワーカーの3人定員中2名欠員の改善すること。

歳出

<企画・総務費>

職員課
  • 区での障害者雇用を進めること。
  • 扶養手当の同性婚への適用について検討すること。
  • 性的少数者の存在を前提とした職員研修を行うこと。
  • 団体補助金の見直しをすること。
施設管理課
  • UNWomenの開設場所について再考すること。
  • 区施設のバリアフリー化を進めること。

<区民費>

  • オリンピック準備は、多文化共生と人権意識の醸成を
  • 体育協会など運用の適正化を
  • 計画改定ではコンサル任せにならないように
  • 戸籍住民窓口業務委託化で従事者の入れ替わり多く、個人情報保護が不安

<経済費>

プレミアムお買い物券について

「所得の再配分機能を果たしていない。貯金に回るだけ。 買えた人だけが得する施策。その分他の人が負担することになる。」 といわれているが、政策効果があるよう取り組むことを求めました。

<民生費>

区内特養の経営状況について
  • 人員確保ができず2箇所のショートステイが休止となっているぐらい厳しい。
  • 介護報酬引き下げで特養の経営状況の悪化が懸念される。
  • 福祉人材確保の区独自の取り組みを行なうこと。

シルバー人材センターの仕事を増やし、ニーズに合った育成を。

若者、高齢者、障害者と縦割りでない総合的な就労支援を。

社協の人材確保をすすめ、年齢制限を外し、障害者雇用もすべき。

障害者移動支援事業の時間・用途制限を実態にあったものにし、
教育センターから保育園への移動についても配慮すること。

<保健衛生費>

医療介護連携の情報共有では、区主導でICTを活用して行なうこと。

自殺対策は、未遂者や遺族支援のため、警察や消防など区役所外の機関との連携も進めていくこと。

精神障害者の退院や在宅生活を支援のため、グループホームとともにショートステイの整備を進めること。

都市計画

バリアフリー基本構想の審議にあたっては、
区全体を対象に、スパイラルアップ(漸次向上)していくように検討すること。

道路案内標識について

地下鉄駅を出たところに案内表示が必要。  

来訪者の利便のため整備すること。
白山⇒東洋大学       

根津⇒東大・芸大・動物園  

本郷三丁目⇒東大病院       

東大前⇒日本医科大学病院  など、

<土木費>

総合的な自転車行政について
  • 自転車レーンも整備されつつあるが、駐車車両を越していく危険があり、
    自転車通行を前提とした道路づくりを考えていく必要がある。
  • コイン式駐輪場の増とシェアサイクリングの検討を求めました。

<資源環境費>

礫川公園の喫煙コーナーの移設について

受動喫煙防止となる位置や構造とするように。

<教育費>

防災避難所として学校施設のバリアフリー化を進めること。

特に、障害者用トイレを使用できるように。

介護保険特別会計

補足給付について所得把握が必要となるが準備がもれがないように。

2015年度予算に対する市民の広場・文京の態度表明

2015年度区長提案の予算は、「すべての世代の豊かな暮らしを27う予算」と位置づけていますが、子どもたちと高齢者への応援歌をマニフェストに掲げられた区として、言葉と心が27がっているとは言い切れない内容です。多様化する区民ニーズに速やかにかつ柔軟に対応するよう、職員が更に創意工夫をこらすことを求めます。

以下、市民の広場・文京が指摘した主な意見を申し上げます。

  1. 子どもの権利を尊重し、子育てを社会全体で支援する施策の充実に努めること。
  2. 各家庭の所得格差への認識を深め、生活困窮世帯への学習支援を行なう等、教育費の負担軽減にも努めること。
  3. 障害があっても保護者が願う子育てができるよう個々のニーズに応じた柔軟な児童発達支援事業運営を行うこと。
  4. ネウボラの精神で切れ目のない支援を延長し、5歳児検診、中学卒業後の児童支援、10代の妊娠・出産の相談窓口、性教育等の支援をすること。
  5. 不妊治療に追い込むのではなく、安心して子育てができる基盤整備を行うこと。
  6. 幼稚園が、平日休園にする際も預かり保育を実施すること。保育園は、生まれ月の違いによる影響が出ないように、「利用調整基準」を設けること。
  7. 誠之小と明化小の改築基本構想策定は、専門機関に調査・検証を依頼し、歴史的・文化的価値を活かし、歴史的位置づけを記録に残すこと。
  8. 柳町小教室増設等工事計画では、教育委員会は、子どもたちの教育環境に配慮せず設計業者に丸投げである。工事計画自体を見直すこと。
  9. 介護保険の改定は区民に大きな影響を与えるため、介護職員の確保およびサービスの低下を防ぎ、区独自のサービスを実施すること。また、施設整備では、公有地の活用し、事業者支援すること。
  10. 不十分な検討により決定した特養整備方針よるサービス低下ないように配慮を行うこと。
  11. 医療介護連携の情報共有では、区が主導しICTを活用して行なうこと。
  12. 自殺対策は、警察や消防との連携し、未遂者や遺族支援を行なうこと。
  13. 精神障害者の退院支援や在宅支援のため、グループホームと短期入所の整備を進めること。
  14. 文京すまいるプロジェクトで住宅確保困難者への支援の実効性を持たせること。
  15. また、空き家対策では、一人親、低所得、障害者等のシェアハウスなどへの活用を行なうこと。

  16. 小石川植物園周辺道路整備は、御殿坂擁壁工事の反省を踏まえ、緑を減らさず道路拡幅をしないこと。
  17. 春日再開発は、補助金が百億円増えたが、公益の見直しを図り、総合的なまちづくり条例も制定すること。
  18. 新たな公共プロジェクトの総括を行い、今後の見通しを明確にし、シルバー世代の知識と経験を活かすこと。
  19. 一葉募金は取得の補助ではなく事業補助に充てること。
  20. 性的少数者の生活上の困難解消のため、教職員研修と施策の改善を当事者団体の協力も得て実施すること。
  21. 住基カードと国民保護措置に関する経費、競馬に関する寄付金等は、認められません。

市民の広場・文京は、2015年度一般会計予算に反対します。
介護保険、国民健康保険、後期高齢者医療各特別会計については、抜本的な見直しを求め、反対します。